飯田ラーメン 3店舗紹介 上海楼・新京亭・酔仙閣

旅行記録 2024

概要

飯田ラーメンをご存じですか?

長野県飯田市が誇るソウルフードで、地元の人々に愛され続けています。人気店ではいつも行列ができるほど、多くのファンに支持されるラーメンです。

最大の特徴は、非常に柔らかい麺です。初めて食べる方は「麺が伸びてしまっているのでは?」と勘違いしてしまうかもしれませんが、これは飯田ラーメンならではの個性。柔らかい麺が、出汁のきいた醤油スープと絶妙に絡み合い、唯一無二の美味しさを生み出しています。

飯田ラーメンを楽しむなら、特におすすめしたいのが以下の3店舗です。

・上海楼
・新京亭
・酔仙閣

これらの店舗は、いずれも飯田駅から徒歩圏内にあり、アクセスも便利です。飯田に訪れた際は、ぜひこの地元の味を堪能してみてはいかがでしょうか?



①上海楼

いつも混み合っている人気店で、行列ができていることもしばしば。私は、開店時間の11時より少し早めに到着するようにしています。毎回注文するのは「大盛のチャーシュー麺」です。普通盛りでも量が多めなので、小食の方には少々多すぎるかもしれません。麺は、新京亭のものよりさらに柔らかい気がします。個人的には、このラーメンが一番のお気に入りです。

また、餃子も独特で、油で揚げた大きな餃子がたっぷりのキャベツの上にのっています。これがまたとても美味しいのですが、ボリュームがあるため、一人で訪れるときは注文をためらうこともあります。

ちなみに、上海楼は以前、飯田会館の裏路地にありました。高校生の頃、部活の帰りや近くの飯田図書館で勉強した後によく立ち寄っていた懐かしいお店です。新しい店舗になっても、昔と変わらない味を楽しめるのが本当に嬉しいです。

②新京亭

上海楼に負けず、新京亭も大人気のお店で、いつも行列が絶えません。新京亭のラーメンは派手さこそありませんが、どこかホッとする、安心感のある味です。毎回注文するのは「大盛のチャーシュー麺」です。麺の量は程よく、醤油スープは少しあっさり目で飲みやすい印象です。

上海楼のチャーシューは厚めでしっかりとした食感が特徴ですが、新京亭のチャーシューは薄めでジューシーな仕上がりになっています。また、新京亭の餃子も上海楼と同様に油で揚げたスタイルですが、こちらは軽く揚げており、カリカリというよりモチモチとした食感が楽しめます。

ちなみに、新京亭もかつては場所が変わっており、以前は飯田駅のすぐ前にありました。子どもの頃、家族でユニー(現在は別の店に変わっています)で買い物をした後、よく新京亭でお昼を食べていた思い出があります。新しい店舗になっても、昔と変わらない味を楽しめるのが本当に嬉しいです。

新京亭は上郷黒田に支店があります。こちらは駐車場があり、車の方は本店よりも支店の方が良いかもしれません。

③酔仙閣

最後にご紹介するのは酔仙閣です。お店が古いこともあってか、上海楼や新京亭と比べると比較的入りやすい印象です。店内は常連のお客さんが数名いる程度で、すぐに座れることが多いです。

私が毎回注文するのは「大盛のチャーシュー麺」です。味には独特の特徴があり、麺は3店舗の中で最も柔らかいと感じます。また、スープは一番濃厚で、少しとろみがあるような気がします。実は「一番美味しいのでは?」と密かに思っているお気に入りのお店です。

実は酔仙閣を知ったのは最近のことで、子どもの頃はその存在を知らず、一度も訪れたことがありませんでした。上海楼や新京亭の人気が際立つ中で、酔仙閣は少し目立たないかもしれません。しかし、味のクオリティは決して劣らず、本当に美味しいラーメンを提供しています。



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