ささけん’s book
ささけんが読んだオススメの本を紹介・販売しています

はじめに
人気哲学作家・飲茶が覚悟をもって鉄板「ニーチェの入門書」に挑む意欲作。
数ある「ニーチェの入門書」とどこが違うのか? あえて言おう「熱量」だと。
著者の実体験も交え、
ガツンと胸に突き刺さり、
読む人の人生を幸福に変えてしまう。
「神は死んだ」「奴隷道徳」「超人思想」…
必殺技のごとき数々の思想の核心を、わかりやすく伝えてくれる、人生に効く入門書!

ささけん
子どものころから、親、学校(先生)、社会(他人)から、
「●●しなければならない」
「××するべきだ」
など、いつの間にか気づかずに教え込まれていた気がします。

せんせい
社会(他人)から押し付けれた「架空の価値観」に、振り回されて生きてはいけません。
「架空の価値観」を持ち出して「現実の気持ち」をごまかして生きていないか、自分自身を振り返ってみてください!

ささけん
現代は、社会(他人)に振り回され、「嫌なことに文句を言わず働き」「忙しく働いて暇を潰すだけ」の人が多いような気がします。
今を力強く肯定して生きる、強い意志を持った「超人」になりたいと思います!
本の紹介
第1章 哲学ってなに?
ニーチェの哲学で生き方が前向きになる?
- 哲学ってなんですか? 何の役に立つの?
- 哲学は「白哲学」と「黒哲学」の二種類だけ
- 哲学とは「物質を越えたもの」を考える学問
- 白哲学は「本質」を考える学問
- 「実在」は現実存在の略である
- 黒哲学(実在哲学)は反逆の学問
第2章 人生に意味はないってホント?
背後世界、ニヒリズム、末人
- あなたが生きている意味ってある?
- 「背後世界」でわかる不幸の構図
- 人生に意味がないとニヒリズムになる
- 神は死んだ、絶対的な価値は必ず壊れる
第3章 道徳なんて弱者のたわごと?
ルサンチマン、奴隷道徳
- ルサンチマン(嫉妬)が生み出した道徳
- キリスト教が世界の価値を逆転させた
- ユダヤ人の苦難の歴史
- 「弱いが善い」という歪んだ価値観
- 「奴隷道徳」は時代遅れ?
- 「奴隷道徳」は構図で理解する
第4章 死にも未来にも意味はない?
超人、永劫回帰
- 人はみな「絶望」にいたる
- 人類最大の贈り物『ツァラトゥストラ』
- 最悪ケースを考えるのは哲学の常套手段
- ニーチェが考えた最悪のケース「永劫回帰」
- とにかく宇宙は回帰する
- 永劫回帰はウソっぱち?
- 永劫回帰はすべての意味を奪い去る
- 永劫回帰を前向きに生きていく方法
- 人生を肯定できる超人になる
- いつか必ず無価値になる「未来」
- 西洋とニーチェの時間の対比
第5章 それでも哲学を学べば生き方が変わる
大いなる正午、力への意志
- ニーチェの哲学を学んだきっかけ
- 自分の意志の存在を疑う
- 誤解されやすいニーチェの差別的発言
- 事実はない、存在するのは解釈のみ
- 「人としてこうあらねばならない」などない
- 実在哲学は理屈で理解してもダメ
- 「大いなる正午」という体験的理解
- 人生が一変するような知識
- 生物本来の自然な欲求「力への意思」
- 芸術としての「力への意思」
- 生を肯定して楽しみながら生きる
備忘録
第1章のポイント
- 哲学とは、大きく分けて「白哲学」と「黒哲学」の二種類がある。
- 「白哲学(本質哲学)」とは、物事の「本質」について考える学問である。
- 「黒哲学(実在哲学)」とは、「現実存在(実存)」について考える学問である。
- 黒哲学(実存哲学)は、「本質についてばかり考える既存の哲学(白哲学)」を批判するために生み出された反逆の学問である。
第2章のポイント
- 「ありもしない架空の価値観」を信じ込んで不幸になっていないか、背後世界の構図で確認する。
- 人間は実存(現実の存在)であり、生まれながらの「生きる意味」など持っていないが、すべてに意味(価値)がないとしてしまうと、人間は「ニヒリズム(虚無主義)」に陥って「生の高揚(充実感)」を失ってしまう。
- ニーチェは、現在において「末人(忙しく働いて暇を潰すだけの人間)」が現れるだろうことを予言した。
- 神は死んだ。宗教、恋愛、仕事、人生の支えになるあらゆる絶対的な価値観は、遅かれ早かれ、いつか必ず壊れる。
第3章のポイント
- 「能力的に優れた人」より「大人しくて弱そうな人」の方が「善い人間」に見えるのはキリスト教の影響である(と、ニーチェは考えた)。
- 奴隷にされた弱い民族の「ルサンチマン(嫉妬)」が道徳の起源である(と、ニーチェは考えた)。
- 「奴隷道徳」とは、「嫌なことに文句を言わず受け入れる人が善い」という不自然な価値観のこと。
- 「奴隷道徳」は構図で理解すべし。「架空の価値観」を持ち出して「現実の気持ち」をごまかして生きていないか、自分自身を振り返ってみる。
第4章のポイント
- 「永劫回帰」は、「最強最悪のニヒリズムの世界」であり、宇宙全体が永遠に同じことを繰り返すことである。
- 永劫回帰の理論的説明については、「フィクション(方便)」であると割り切って細かいことは気にしない。
- 「永劫回帰」を乗り越えるには、「今、この瞬間を力強く肯定して生きよう」という強い意志が必要である。また、そういう意味を持つ人間を「超人」と呼ぶ。
- 「未来に目指すべき何かがある」という西洋的な思考法はいつか必ず破綻する。現実の「今この瞬間」を肯定して生きていくことが大切である。
第5章のポイント
- 実存哲学の核心は、「あなたという現実存在(実存)を、ないがしろにする非現実な価値観の正体を暴きたて破壊すること」にある。」
- 人間は誰しも「力への意思(より優れたものを目指したいという想い)」を持っており、それを芸術に昇華されることが「幸福」にいたる道である。
- 障がいや不条理な現実に苦しむすべての人々が、みな自分なりの楽しみ(芸術)を見つけて、他人の顔色をうかがわず、幸福に生きられますように! そして、あなたにもニーチェの贈り物が届きますように!
要点のまとめ
- 人間は、社会(他人)から押し付けれた「架空の価値観」に振り回されて、自分が不幸だと思い込みがちである。
- そもそも、人間は、意味も目的もなく世界に放り出された「現実の存在(実存)」であり、あらかじめ人間自身に設定されている意味や価値などない。
- であるのだから、「社会(他人)から押し付けられた架空の価値観」にとらわれて、不幸になんかならなくてよい。
- しかし、だからといって、すべての意味(価値)を否定してしまうと、人間はニヒリズムに陥り、生の高揚感(充実感)を失ってしまう。
- ならば、いっそ「ニヒリズムの世界」をまるごと受け入れ、自分の意思で「今この瞬間」を肯定して生きよう。
著者情報
飲茶(ヤムチャ)
東北大学大学院卒業。哲学作家。会社経営者。哲学や科学など敷居の高いジャンルの知識を、楽しくわかりやすく解説したブログを立ち上げ人気となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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