活動内容
2025.10.02(木) 日帰り
栃木県日光市にある「皇海山(すかいさん)」へ行ってきました!
「日帰り最難関のひとつ」と言われる皇海山。
下調べをすればするほど難易度の高さに尻込みし、正直一番登りたくない山でした。
ですが、歳を重ねるにつれ体力は落ちていくもの。「先延ばしせず、登れるときに登ろう!」と決心しました。
今回選んだのは、深田久弥さんが歩いたクラシックルート。
登りは庚申山・鋸山を経由し、下りは庚申山を迂回して六林班峠から下山しました。
六林班峠のルートには破線の登山道が含まれています。
背丈ほどの笹藪や崖斜面のトラバースが続くと聞いていたため、直前までピストンで戻るかどうか悩みました。
しかし鋸山までの険しい岩場と鎖場を体験した時点で「同じ道を下りるのは無理だ」と感じ、六林班峠ルートを選択しました。
結果、行動時間は 約15時間。
標高差は登り・下りともに約2,500m。
朝2時に出発して、下山は夕方5時。
決して遅いペースではないと思いますが、それでもこれほどの時間がかかりました。
最後はヘトヘトになり足も痛みましたが、何とか下山完了。
大変だった分、言葉では言い表せない達成感を味わえました!
🔷 銀山平 ~ 庚申山荘
距離は長いものの、緩やかな登り。
奇岩が点在していますが、登りのときは真っ暗で何も見えませんでした。
🔷 庚申山荘 ~ 庚申山
ここから急登が続きます。
登山道は荒れていて歩きにくく、分かりづらい箇所も多くて何度かコースアウトしました……
🔷 庚申山 ~ 鋸山
小さなピークをいくつも越えて進みます。
皇海山側から見るとノコギリの刃のようにギザギザしていることがよく分かりました。
アップダウンはそれほどきつくありませんが、鋸山手前に鎖場が連続しており、しっかりとした足場が少ないうえに、濡れて滑りやすかったため相当緊張しました。
🔷 鋸山 ~ 皇海山
ここまで来れば山頂は目前。
🔷 下山(皇海山 ~ 六林班峠 ~ 銀山平)
運よく笹藪地帯はきれいに刈られていて快適に歩けました。
心配していた崖のトラバースも想像より怖くなく、慎重に行けば問題なし。
ただ、とにかく長い道のりで、精神力との戦いでしたね。
■活動データ
タイム:15:15
距離:28.0km
のぼり:2546m
くだり:2545m
カロリー:5327kcal
コース定数:きつい 63
平均ペース:やや速い 110~130%
■YAMAPの記録
https://yamap.com/activities/43328960
スケジュール
合計時間 15 時間 15 分
休憩時間 1 時間 17 分
距離 28.0 km
のぼり / くだり
2546 / 2545 m
到着時間 | 出発時間 | チェックポイント |
---|---|---|
**:** | 02:09 | 銀山平公園キャンプ場 |
02 17 | 02 17 | 皇海山登山口 |
04:34 | 04:36 | 庚申山荘 |
06:18 | 06:35 | 庚申山 |
08:35 | 08:57 | 鋸山 |
10:03 | 10:30 | 皇海山 |
11:28 | 11:47 | 鋸山 |
12:35 | 12:37 | 六林班峠 |
15:20 | 15:32 | 庚申山荘 |
17:17 | 17:18 | 皇海山登山口 |
17:24 | **:** | 銀山平公園キャンプ場 |
場所
登山口までのアクセス
🔷浅草 ~ 東武日光

🔷東武日光駅 ~ 銀山平

🔷レンタカー
🔷東武日光 ~ 浅草

写真




庚申山山頂に到着
すでに4時間半も経過

鋸山とラスボス「皇海山」



ここを下ってきました
一番怖かった……

トラバースは怖くて嫌い…


鋸山山頂に到着
目の前に「皇海山」


皇海山山頂に到着!!!
8時間もかかりました……




気がつかず通り過ぎてしまいました(注意)
この分岐を左へ大きく曲がります

庚申山荘(現在休業)に到着
あとは最後の2時間のみ
ホントに無事登頂できてよかったです!!!
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